このページでは、生涯学習基盤経営コース修士論文用LaTeX版テンプレートファイルを配布します。LaTeXは、誰もが使えるフリーの(自由な)清書・組版システムで、ランガナータンが唱えた「図書館学の5法則」にならって言うとコンピュータを持っている限り「すべての人に」使えるものです。LaTeXを使って修士論文を執筆することを強く推奨します。
上のリンクをクリックして、テンプレートファイルをダウンロードして下さい。ファイルが複数あるので,zip形式で圧縮しています。解凍後readme-euc.txt、readme-sjis.txtあるいはreadme-utf.txtを見てファイルが全てあるか確認してください。また、ファイルの内容をよく読み、説明に準拠して論文を執筆して下さい。
なお、LaTeXで論文を書いたことがない、この期に及んでLaTeXを学び直す時間がどうしてもないという方々のために、MSWord版のテンプレートファイルを以下に準備しました。下のリンクをクリックして、テンプレートファイルをダウンロードして下さい。ファイルが複数あるので,zip形式で圧縮しています。解凍後readme.txtを見てファイルが全てあるか確認してください。また、ファイルの内容をよく読み、説明に準拠して論文を執筆して下さい。
一太郎を使っている方は、「どうして一太郎はないの?」と疑問に思われたかと思います。その疑問はある程度、正当です。けれども、仮にここで一太郎のテンプレートを準備したとしても、基本的に同じ問題は起こります。一私企業の、他のソフトと互換性のない、有料の商品に個別に対応するのは(とりわけその一つだけに対応するのは)まったく理の通らない話です。それにも関わらず、現在のところは、暫定的に、MSWordを使っている人が多いという現状を前に日和って、このような扱いをしている次第です。
もちろん、MSWordなるソフトウェアを購入しそれを使って文書を作成するのは個人の自由です。けれども、MSWordを使って作った文書を、メールに添付して送ってくる人も少なくありません。これについては、リチャード・ストールマン「ワードファイルに終止符を」をご覧下さい。立ち戻って、MSWordを使うことそのものについてもちょっと考えてみていただけると幸いです。とりわけ、ここからテンプレートファイルをダウンロードする皆さんの多くは、公共性の概念に何らかのかたちで関わる研究をなさっていると思いますので。